蔵元見学

 さざなみさんのお誘いで、岡村本家へ見学へ行ってきた。

 日本酒に関しては基礎知識がとんと無い私だけれど、今回のツアーで大まかな日本酒についての最低限の知識が頭の中でまとまった。日本酒の作り方と吟醸やら色々な種類の概要等、実物を見ると頭の中に整理されて入る。

 最初の2時間ぐらいは蔵の中を見学をさせて頂き、酒の作り方の説明を受けた。米を蒸して麹菌をかけて発酵させる過程から、タンクにいれて発酵させ、絞る段階まで流れを追って杜氏の方に説明して頂いた。

 午後からは、裏の食事所で粕汁をはじめとしたお料理を肴に日本酒を飲み比べさせて頂いた。

 今回飲まして頂いたのは、絞り立て、精米60%の酒、それの古酒(冷蔵)、40%と80%のもろみ、精米68%の酒、アル添の酒、純米の酒、常温の古酒、ぬる燗。様々に飲み比べると本当に色々な事が分かって本当に面白かった。

 やはり常温古酒は本当に美味しい。ぬる燗に関しては大いに研究の余地があって、ここでやはり火鉢登場なんだが、残念ながらシーズンオフです。

 自分の目で見てみるとやはり身に付くものが違うね。さざなみさんが五感で酒を楽しんで欲しいと言っていたのが印象的だった。