金亀の常温熟成の純米大吟醸4年古酒

 飲むタイミングを迷ったのだけれど、1月にもってきてもらった最後の酒を開けた。前回の古酒がかなり良かっただけに期待の一品。

 早速、ポー助くんにもらったお猪口に注いで味わってみた。以前の古酒は結構黄みがかっていたが、今回はそうでもない。一口めからとても美味しかった。どうも普通の日本酒より古酒の方が私の口には合うらしい。

 先週末、別の大吟醸を飲んだのだけれど、美味しいと感じるのだけれどやはり量はしつこくて飲めないのだ。甘口辛口関係なく1合ぐらいでもう満喫してそれ以上は体が欲しない。不思議だ。

 日本酒を飲むと無性にのどが渇くのだけれど、これは私だけだろうか。前回の古酒もそうなのだけれど、その感じがずいぶんとマシだ。後味がスッキリしている。これは淡麗とかいう感じではなく口溶けが良い感じ。

 美味しい京菓子の和三盆なんかの口溶けに似ている。甘いのだけれど口のなかでその甘さが溶けてなくなる感じだ。何にしろ私が飲んだ中では最高に美味しい部類に入る。古酒は一ヶ月ぐらい置いても逆に風味が良くなるぐらいしっかりしているので、ゆっくり飲めてちょうど良い。日本酒なら飲み過ぎることもないしな。