Luigi Bormioli ワイングラス

 さざなみさんから毎月購入しているお酒を、最近はずっとワインにしている。以前は全然ワインは飲まないし飲めなかったのだけれど、いつの間にか赤ワインを美味しいと思うようになっていた。どうしてかなと思い返してみると、Pyschsからたびたび美味しいワインを送ってもらったからかもしれない。もともと白ワインしか飲めなかったのだけれど、最近では白は甘い赤が良いと思う始末だ。

 ワインに関しては、覚える知識が多すぎるのと、同じお酒に出会える機会が殆どないので一期一会と割り切ってその時の味を楽しむようにしている。ラベルなんかも特徴的で楽しい。

 普段飲むときは、ウェッジウッドワイルドストロベリーのグラスがあるので、それで飲んでいたのだけれど、さざなみさんに赤ワインを楽しむならもっと大きいグラスの方が香りが楽しめますよといわれた。確かに、酸化させて香りと味を膨らまして変化を楽しむのは面白い。まぁ分かったフリをしているだけだが。

 良いグラスが安くで入りますけどいりますかと商売上手に聞かれたので、二つお願いしますと頼んでみた。そして来たのがLuigi Bormioli ワイングラスだった。下側が段々になっているのが特徴的だ。グラスでどれくらい違うのか飲んでみるのが楽しみだ。

 つい先日、美の壺でワイングラスの回があった。チューリップ型のグラスというのは以外と歴史が浅く、当時は革命的だったらしい。それ以前はみなゴブレットでワインを飲んでいたらしい。グラスの口がすぼまっているか広がっているかでもグラスが口に当たる角度が変わるためワインによっては美味しくなったり逆に不味くなったりするらしい。

 食器の口当たりというは相当重要で、紅茶に関していえば、信楽ティーカップを買ったが、縁が太すぎて味が丸くなるすぎて正直あまり使っていない。ワインも同じで出来るだけ薄目の方が繊細な味を楽しめるように思う。そういういみでは、今回のグラスよりもウェッジウッドのグラスの方が薄い。ただし容積が全然ちがうので香りは今回のグラスの方がでるだろう。どちらの要素のほうが体感的に美味しく感じるかは一つ楽しみだ。

 最近は大体1000円強のワインを一週間で1本あけるというものすごく平和なペースで飲んでいる。昔の自分を知っている人にはびっくりされるが、それでも十分楽しめる。

 先日、大阪の仕事の帰りにシルと久しぶりにbarにいった。飛び込みで適当に入った割には雰囲気も良く料金も安めで良いお店だった。久しぶりに2時間で7杯ぐらい飲んだが、外でご飯を食べた後に飲む分にはまだまだそれなりに飲めるらしい。そのペースにつき合ったシルは死にかけていたが、私は久しぶりのバーボンを満喫してほろ酔いで家路についた。1年に一回ぐらいはこういうのがあっても良いな。