手入れ

 今日は久々に革靴を履いたので、普段履いていて手入れをしていなかったヌバックの靴とともにメンテナンスをした。革靴は靴裏も皮なので普段はあまり履かないが、その分ヌバックのほうは外に回るときは結構履いている。

 そもそも、靴にはそれほどこだわりがあったわけじゃないのだけれど、オーダーメイドの靴っていうのはどういう物だろうと、入門編のつもりでバングと神戸まで買いに行ったのがはじめだ。このヌバックの靴は足形をとっただけあって私の足にぴったり合うので素晴らしく気に入っている。

 本当は同じところでもう何足か買いたかったのだけれど、この会社はつぶれてしまった。ネット通販でオーダーの靴という結構無茶なことをやっていたのが原因だろう。当たりはずれがかなりあったようで、バングは計測してもらったのにサイズが合わないとぼやいていた。

 長く履きたいということで、ネットで手入れ用品のお店を探し色々と物を買った。このお店も革製品の手入れやちょっとした小物が色々あって便利だ。革靴を買ったときもそれに合わせた手入れセットを買ってみた。

 ヌバックは結構な頻度で履いて、もう3年以上経つがそこまで痛んでいるように見えない。この調子で手入れをしていればもう何年かは綺麗にはけるだろう。面倒だけれど少し手をいれるだけで物というのはずいぶん長くつかえるのだと改めて実感する。

 先日、おタキさんに財布に続いてオイルヌメの鞄をプレゼントしてもらった。手触りもすごく良いし、サイズ的に自分の用途にぴったりですごく気に入っている。これも革製品なのでぼちぼち手入れをして長く味をだして使えたらなと思っている。