最初の受診

3月30日
 会社に休みをもらい、朝から病院に出かける。10時半の予約、初診受付を済まし、耳鼻咽喉科にいくと受付で簡単な症状チェックを行われる。併せて身長、体重を計る。(このときの身長182.6、体重80.4kg)私の他にも無呼吸症候群での初診患者さんがおられた、結構受診者は多いようだ。本来の耳鼻咽喉科としての役割とすると、無呼吸症候群の診断は時間がかかるために診察時間が長引き大変なようだ。実際私がいったときも1時間遅れで診察が始まった。

 診断が始まり、自覚症状を問診され、のど、鼻の中等を先生にチェックして貰う。見た目はそれほど問題が無さそうだと言われる。無呼吸症候群はメタボリックシンドロームを伴うことが多いという話を先生から伺う。そのあたりは既知だが、滋賀病院では無呼吸症候群の検査はメタボリックシンドロームの検査と共通して行うとの説明を受ける。

 とりあえず問診等だけでは分からないので、睡眠ポリソムノグラフィ検査を受けてみますかと聞かれる。睡眠ポリソムノグラフィ検査は一晩入院して、脳波や心電図等を測定することによって無呼吸症候群かを判断する検査方法だ。そもそもそのつもりだったので検査をお願いする。日程は4月2日から一泊二日と話をして決定する。

 今日できる検査はしますとのことで、腹部のCTスキャン、胸のレントゲン、頭部横からのレントゲン、心電図、肺能力の検査をその場で行う。

 入院時に血液検査を行うのだが、その際に病院がメタボリックシンドロームと無呼吸症候群の関係について調査しているため、血液検査を調査に利用して良いか聞かれる。同意があれば匿名で検体として利用されるらしい。別に断る理由もないので承諾する。

 初期の検査に関しては個人的には若干不満がある。腹部のCTスキャンなどは明らかにメタボリックシンドロームにしか使用しない検査だが、私は見た目からして現状BMIも正常値内だし、それをする必要があったのかとちょっと疑問に思う。後日の診断でもこちらから直接聞くまでは特にそれについて問題なしとも言われなかった。問題があれば伝えるスタンスなのかもしれないがその辺りは個人的にはきちんと向こうから説明が欲しかった。

 レントゲン等は丁度、セキが酷かったこともあり、肺に異常が無いか気になっていたので取ってもらえて特に問題がないと分かったのは有り難かった。

 この日の診察料は初診料2,100円を含めて9,000円ほどであった。ちなみに、この段階でもらった説明資料によると入院は二泊三日で4万〜5万となっていた。(実際は入院は一泊二日で2万円ぐらい、プラス鼻CPAPの機器レンタル台が5,000円ほどだった)

 ちなみに、このときの先生の感じは、大丈夫だと思うけれどとりあえず検査してみようかというような雰囲気だった。まぁ鼻、のど等それほど大きな疾患も見受けられないしメタボでも無いわけだから当然だとおもう。私も検査の結果についてはこの辺りではかなり楽観視していた。