スタンダードとイレギュラー

 何というか、基本的に規則正しい生活をして、その中で大体の体調を整えている。

 どちらかと言えば、体力のある方ではないので連日の飲み会というのはほぼ無理だ。ヘビーな飲み会が予定されていれば数日前から調整して望むのが慣例。

 沢山食べそうな日の前日は、ご飯の量を減らしたり、運動を少しきつめにしたりして調整もしている。それでも予定以上に飲食した場合は次の日に更に調整する。

 基本的には、つきあいの飲み会などは存在しないので、自由に調整できるのはラッキーかもしれない。会社がらみの飲みは皆無だ。

 以前にも少し書いたかもしれないが、私は行為単位よりも時間単位で行動する人間だ。時間に縛られていると言える。うちにきたことがある人は知っていると思うが、部屋にやたらと時計が多い。一時期は部屋の中に実働している時計が7個ぐらいあった。

 最近は思い改めて、一個を除いて電池を抜いて置物にしてしまった。夜が静かでそれはそれで良いものだ。

 一人で行動していると、寄り道や行き先を決めずにぶらつくということが出来ない。最近それが面白みが無いなぁと少し寂しい気がしている。だから写真やなんやと寄り道する理由を作ってやれたのは良かったかも知れない。それでも、会社帰りに何か後に用事があるわけでもないのに、写真を撮るために自転車を止めるのは躊躇われる。

 ボーイスカウト時代に5分まえ行動を徹底されたせいで、時間に遅れることに対する恐怖感が強い。他人に遅れられることは自分が待つだけの話しなのだけれど、人を待たせるのはかなり心苦しい。

 以前は他人の時間へのルーズさもかなり気になっていたが、大学時代に大概のひとは時間にルーズでいいかげんだと言うことに気がついたのでその人はそういう人と割り切ってつき合うようにしている。それでも連絡なしにというは相当気分の悪い物だけれど。

 飲み会も、勢いで朝までと言うことが出来ない。基本的に次の日をふまえてある程度で線を引いてしまう。かなりはじけているように見えても、自分の中では想定の範囲内にしかすぎない。酒量もその日の体調で飲む前に上限値は想定している。それ以下のことはあってもそれ以上のことはほぼない。

 行き着けるところまで行ってしまえる人は、迷惑することも多いけれど少し羨ましくもおもう。色々な意味で私は心のままに怒ったり、飲んだり、食べたりは出来ないのだから。

本日の一枚

帰り道の壁 カメラで撮るとすごく遠くに曲がり角があるみたい・・・