内緒にしてましたが

 いや別に内緒でも何でもないんだけどね。酒のことベラベラ書いてBarがどうだのカクテルがどうだの好き勝手言っている訳ですが、実は私は全然Bar行ってません。だってお金無いんだもん。

 実際私はどれくらいの数のBarへ行っているかというと、2度以上行ったというので実は両手で足ります。一度だけだけという物を含めても両手両足を超えませんよ。まぁなんて井の中の蛙っぷり。その乏しい知識で適当な文章をぶちあげてる訳です。ひどい話ですね。

 元々は宅のみ派ですからね私。barはたまーに酒との出会いを求めて行く程度だし。ボトルを入れたりとかはしませんので。実際まぁ酒に使えるお金もそんなにないですしね。通販で買ってちょびちょび飲む程度です。

 ですのでたまに「カクテル詳しいんでしょう?教えて」とか言われますが全く知りませんよ私は。ただでさえ行く回数が少ない上に飲むものはギムレット、XYZ、マルガリータとほとんどこの三種ですからね。実はそんなもんです。

 まぁ回数が少ないが故に宅飲みとの差額分の付加価値がきちんとあるお店に行きたいのです。正直な話、京都は何軒か行きましたが知り合いと行くのは別として一人のみしたいと思うお店は今のところK6ぐらいしかありませんでした。まぁしょうがないんでしょうけど。

 以前にも少しふれたモルト侍のシリーズ記事で彼のバーテンダーとしてのあり方について触れられていた。酒そのものは今の世の中通販を使えばほとんどの物は手に入れる事が出来るだろう。そんな中で敢えて高額を支払ってお店へ飲みに行く付加価値というは必ず何か必要だ。

 それは彼が述べるように水先案内のような事であったり、はたまた家では飲めないカクテルを飲ましてもらうことであったり、飲む場の提供であったり色々あるだろう。ただその中で嗜好品を扱う店としての自分たちの役割をはっきりとさせ、それを徹底出来るお店のなんと少ないことか。まぁ求める側の客が居ないという話でもあるのだろうけども少し悲しい。

 私のようなニーズを持つモノはニッチなんだろうね。それを相手にしようとしてもとても商売にならないのだろう。こればっかりはインターネットでニッチに対応とかいっても実際に店舗に行かざるを得ない現実からある程度人が多い所にしか存在しえないんだろうね。

 もっとちゃんと探せば色々とあるのだろけど貧乏人の私にはハズレを引いたときの衝撃が大きすぎるのでなかなか難しいです。まずBarを探す水先案内人を捜さないと駄目ですね。そう言う意味でろむ君が京都から居なくなったのは残念極まりないと思うわけです。