BONDED


 先々月から申請していたクレジットカードのポイントが楽天ポイントに変換されたので久々に酒を買う。Chaocelの結婚式で知り合った某人が電気ブランを誕生日祝いにくれるということなのでちょうど良いのでお返しを選定。最近盛岡に行ったときに飲んでなかなか良かった岩手の地ビールベアレンのセットを送ることにする。

 残ったポイントで酒を漁る。シングルモルトを買おうかと最初は思っていたが親がラ・トマトとジャイアントコーンを買えとうるさいのでいつもの店でバーボンを購入。今回はグランドダッドのボンデッドを購入してみる。昔はオールドクロウにもボンデッドがあってすごくおいしかったらしい・・・

 ちなみにボンデッドとは

ボトルド・イン・ボンド法


 1897年に制定された法律。バーボンの製造に関する厳密な規定があります。
その厳しい「掟」をご紹介しましょう。

1. 単一蒸留所で蒸留された原酒のみを使用する。

 一つの会社で複数の蒸留プラントを持つ会社もある。しかし、ボンデッドの決まりではこれらを混ぜてはならない。あくまで、1つの蒸留所で蒸留された原酒のみを用いることが必要である。


2. 同じ年に蒸留された原酒のみを使用する。

 バーボンの蒸留はその年の秋に始まり、翌年の春に終わる。バーボン蒸留前のマッシュ(モロミ)の発酵に必要なライムストーンウォーター(ケンタッキーの石灰石層を通り抜けた湧き水)の水温が上昇する夏場は、発酵が不安定になるのである。そのため、夏にはバーボンを蒸留しない。
 同じ年に蒸留された酒とは、その年の春か秋に蒸留された原酒を指す。


3. 政府管理下の保税倉庫で最低4年熟成させる。

 バーボンと名乗るためには、最低2年間の熟成が必要である。ところが、ボンデッドの規定では最低4年の熟成期間が必要である。
 四季がはっきりと別れ、夏冬の寒暖差の大きなケンタッキー州では、夏場には熟成が急速に進み冬場にはゆっくり進む。この様に、寒暖の差で熟成の進みが大きく変化するのである。
 さらに、倉庫の天井に近い方では室温が高いため熟成が早く進み、地面に近い方では気温が低いため熟成がゆっくり進む。こうした熟成の格差を均一に馴らすため、定期的に樽の位置を定期的に入れ替えるのである。こうした作業を4回繰り返し、手間を掛けて十分に熟成される。


4. 100プルーフ(50度)で壜詰めする。

 ボトルド・イン・ボンド法では100プルーフ(50度)のアルコール度数で壜詰めすることが義務づけられている。また、出荷の際に酒税を納税する。
 そのため、「BONDED」(納税済み)とラベルに記されるのである。

参考http://www.bourbon-whiskey.com/bib/index.html

というもの。ボンデッドのバーボンは現在かなり少ないらしい。パンチがある酒が好きな自分にとっては残念なかぎりだ。

 余談だが今日の昼商品が送られてきた、開けるとなぜかジャイアントコーンが二袋頼んだのに三袋入っていた。とりあえず店にどうするかメールしてみた。送り返すにしても代金払うにしろめんどくさいな・・・頼むよバーボン・バーボン