ちよさんが引退

 さすがに今場所は覚悟していたが、まさか魁皇よりも先に引退することになるとは正直思っていなかった。その魁皇に引導を引き渡されたわけだけれど、それはそれで長年の大関同士しかも808勝の節目ということでそれはそれで良かったのかもしれない。

 私が相撲をおたきさんの影響で見始めたのが確か3年前の九月場所だったように思う。衰えは出ていたとはいえ、個人的に一番最初に好きになった力士がちよさんだったのでこの引退は非常に感慨深いものがある。いつかの場所で優勝争いで白鵬に腕をやられたのが致命傷だったようにおもう。あれからのちよさんは本当に見ていてつらいぐらいだった。

 記者会見のちよさんは本当に付き物が落ちたような顔つきになっていて、本当にお疲れさまといいたい。