少し分ってきた
最近、書きたいけれどblogに記事を書けないのは、自分の興味が随分と仕事に向かってきたことがひとつの原因だと思う。流石に仕事関係のことは守秘義務など色々なことあるので書くのはまずかろうということで。
もっぱらFSNSの人たちの影響を最近受けているが、そのことも外に持ち出すことも規約上難しいのでここは手透きになるわけだ。結婚生活で感じることなんかもあるのだけれど相手もいることだし自分だけのことではないのでおおっぴらにするのもどうかと思う。
- 作者: エイドリアン・J・スライウォツキー,中川治子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2002/12/14
- メディア: 単行本
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同じ商品を世に出す場合でも、どの次元をもって他者と差をつけていくかという明確なビジョンがないと儲かりはしないだろう。時間、規模、場所など色々なタイプの利益モデルが紹介されていて興味深い。
こういった読書は、実際に自分の環境にいかに具体的に落とし込むかが意義があったかの基準になる。今回の場合は、モデル化の意義を自分自身がどう考えるかという点が重要だ。まず自分の仕事をモデル化である程度分類することによって、自分自身がどういったことをしているのか改めて見直すということが第1だろう。逆に具体的なモデル化が出来ない場合は、目的意識が低いことが考えられる。意識的にとっていない戦略でも、具体的にモデルにしようとすると自分が本能的に取っていたコンセプトが浮かび上がってくる。それを尖らすのか太らすのかは今後の市場動向と合わせて考えるべきだろう。
そう考えると、バックプロパゲーション的な再構築を繰り返すことになる。行ってきた結果の集合からモデルという評価関数を生み出し、モデルから自分自身の行動を決めて更に出力する。その出力を評価し、行動を見直す。
その中で重要な点は、モデルはシンプルでもそこから導き出される行為は細部まで具体的であればあるほど良い。行為の肉をそぎ、骨だけのモデルにして、そこに新たな肉付けを繰り返す。その、具体的な肉付けがないモデル化は机上の空論を生み出すだけになってしまう。
別にこれは仕事だけに限ったことではなく、生活スタイルにも普通にいえることだ。そう思えるようになったのがここ10年の一番の成長なのかもしれない。