気づきと記憶

 日常の中で、ふと気が付いたことをblogに書いてみたいと思うことがある。それがPCの前にいるときよりも電車の中でふと思いついたりすることが多い。そういった事柄を記憶に焼き付けるために、その場で咀嚼したりして努力するのだけれど忘れてしまうことも多い。

 そういったときは不思議なもので、なにかあったという記憶だけが残っていてあとから何だったか非常に悶々としてしまう。

 よくblogを書く人でネタ帳を持っていて何かを見たらそれにメモをするというのを良く聞く。確かにそれは気づきを記憶に転写する意味で効率的なのだろう。しかし、紙とペンを普段から持ち歩くというのは意外に面倒だ。ポケットに物をいれるのが好きでないし、出し忘れて洗濯されてしまいそうだ。

 普段持ち歩いているもので代替するとすれば、携帯のメモ帳になるのだろう。それが一番手間と機能の兼ね合いが良さそうなので、これからは気が付いたら携帯に簡単にメモをするようにしてみようと思う。

 経験上メモを取る習慣がつくと、メモを見なくても覚えていることになるだろう。一度何かに書くという行為が記憶に結びつくからだ。書けば書くほど整理されていく、不思議な話だ。