へた研(第6回)

 とりあえず初勝利だが、全く持って喜べない内容。勝ったというのが罰ゲームみたいな内容だった。


 今日の目標は焦らずにしっかり打つこと。ここ最近の負けは、焦って走って結局薄くなって潰れるというパターンだったのできっちり戦いに備えて打ちたいと思っていた。今まで全部潰れて中押し負けだったので数えたいなという感じ。

 しかし、結局上辺は普通に潰れる展開になってしまった。相手がシチョウヨミ間違えただけの話だ。しかも、そのシチョウを取っただけではまだ盤面負けていそうな感じ。自滅してくれて助かった。

 今回の碁は序盤でどこに打つか非常に悩ましい所だった。左辺のツメを打ったところは下辺からケイマのほうがどうもよかったようだ。左下の一子の動き出しがとりあえず面倒だ。しかし、どうもどすかは悩ましい気がする。

 ここ何局かで思うのは、ミスが無い碁はありえないという前提で、それに気がついたときいかに冷静に立ち回れるかが重要だということだ。結局こんかいのぺいも動揺によって負けを確定した。シチョウのミスは大きいけれど、そこから冷静にうちまわせば十分残っていたように思う。碁を勝ちきるのは本当に難しい。

 一週間に一度ぐらいの対局というのは、打ちまくりとは違って課題をもって対局にのぞめるので私には丁度良いかもしれない。棋譜並べは相変わらず続いているし、その効果もすこしずつ出ている気がする。少なくとも対局中にある程度の形勢判断をするくせはついてきたし、速度も少しずつだが上がっている。

 正直、棋譜をアップするのが恥ずかしい局ばかりなのだが、本人としては凄く楽しい。課題をもって取り組んでいればそれなりに一年ぐらい経てば効果は出てくるのかなぁと思う。