運動オンチとお笑い体質

 高校時代の部活の同期と飲んだ。正直なところ、部活動に関しては実績ではなく、ネタとして笑える話しかないのが悲しいところだ。

 剣道部として中学から6年ぐらいやっていたわけだけれど、周りに恵まれているにもかかわらず全然強くならなかった。練習に対してそれほど不真面目だったつもりはないのだけれど、やはりその当たりは運動に関するセンスが欠如しているのだろう。

 学生時代の私を知っている人ならわかるとおもうが、体格はそれなりにもかかわらず、運動、特に球技に関しては本当に酷いもんだ。バレーでサーブしたらバスケットゴールに入ったとか、サッカーでキーパーをしていてゴールキック自殺点をしたとか、ロクでもない話ばかり学生時代には残っている。

 部活に関しても、場外反則4回で勝ったとか(それ以外公式戦で勝ち無し)、昇段審査で真ん中の×印の上で蹲踞したとか、試合中にこけて、時間係の机の下にころがって試合会場から一回消えたようにみえたとか、そんな話しが酒のつまみとして大抵話しに上る。

 まぁ、試合に関しての色々な話題は、多分実力もあるのだけれど本番に弱い私の体質もあるのだろう。とかく大会と名の付くものでろくな思い出がない。

 こうやって自分で書いていてふと気がついたが、囲碁の大会でも大抵棋譜をみせるとぴょんちゃんあたりに「負け方アーティスト」とかいわれる所をみると、実は勝負事全般に関してそうなのかもしれない。

 そういえば、RORの大会も時雨と組んで1回戦でぼろぼろに負けたし(当時のshigureは最強クラスで、大会に誰とでるのか周りが噂になるほどだった。てか何で私とという話しだが、みんなが遠慮するなか私だけ気にせず声をかけたらしい)、一度4人チームの大会で優勝したのだけれど、やったゲーム全て私は滅亡寸前という酷い有様だった。

 本番に弱い体質というのはどうすれば直るのだろう。お堂にでもこもって座禅でもすればいいのか。