変人

 色々と変人扱いされている。別に否定はしないけれど、みんなが思っているほどこだわり派ではない。分かっているような事はいうけれどあんまり妥協することに抵抗はない。

 こだわれるときはこだわればいいじゃない、という感じなのであんまり無理をする気がない。そのあたりのぬるさを知ってくれている人はいいのだけれど、熱く語る部分だけを取り上げられて変な勘違いをされることが多い。

 私のこだわりは、基本的に自分から発祥したわけではなくて、誰か熱いひとのものが一時的に伝染ってなごりとして残っているだけだ。だから妥協も簡単に出来てしまう。良くも悪くもその時に一番近しい人の影響をもろに受けてしまうのだ。こだわりのある人をみると憧れるからか真似したくなるのだろう。

 紅茶でいえば某Sの、酒でいえば某Mの、音楽でいえば某Bのと大体どこがルーツか自分でもよく分かる。

 マンガを買うのを止めたときと、酒を飲むのを一時期やめたときに、やめてそれほど苦痛になるものって世の中に殆ど無いなと思った。