自転車とカメラ
去年の8耐に出場するにあたって、Wongさんから自転車を譲ってもらったわけだけれど、無精さもあってなかなか外にでる機会がなかった。
週末はたまたまおタキさんも別に用事があり、天気も良かったので思いつきでサイクリングをしてみたのだけれど、カメラと自転車は相性が本当に良いなと今更ながら思った。
移動の小回りが利くこともあるし、GX100はコンデジなので上着のポケットに忍ばせるには丁度良い。カメラに興味がでると、今まで見過ごしていた道ばたのものに興味がわくようになる。どこかに行くときに、ただの背景だったものに目がいく。
週末によった三上神社なんかも、今まで何度も前を通ってきたけれど、多分カメラをもっていなければ行ってみようと思わなかっただろう。まぁそのあたりは、最近おタキさんの影響で神社仏閣を見ることに興味がでてきたこともあるかもしれない。
目で見たものを切り取るという行為は難しい。何も考えずに綺麗だなぁと思ってカメラで撮ってみても、思ったようになっていることはまだ少ない。しかし、逆にただ何気なくシャッターを切って、家に帰って見てみると意外と面白い絵になっていたりもする。まだまだ何も分かっていないのだろう。
ふと思い返すと、自分が自転車で10分以内でいけるところを、自分はどれぐらい知っているだろうか。大学生活の6年間を除いて、この場所に住んでいるけれど地元を全然しらない自分がいることに気が付いた。
自転車とカメラ、そしてgooglemapを使って、自分の住んでいる町をもう一度見直してみるのも面白いかもと思い始めた。場所、四季、イベントと考えればきっときりがないことだろう。