SPOON 本店のディナー

 夜のメニューも一度試してみようということで、ディナーの時間にSPOON本店にいってきた。お魚のサラダとペペロンチーノを頼んでみた。サラダはその時々で魚の種類は変わるようだ、今回はサワラのサラダだった。その後に頼んでいた人はヒラメだったので、どうも同じ日でもハッキリ決まっていないらしい。

 ペペロンチーノはイベリコ豚をつかったかなりあっさり目のお味だった。口当たりはサッパリだったが、相当ニンニクが利いていたようで後から結構臭いがしたらしい。薄味のパスタはあまり好きではないが美味しく頂けた。

 パスタがあっさり目だったので、もう一品ということで野菜たっぷりムレスナカレーを頼む。水分はチャイのみで煮込んでいるということで香りはほぼチャイに近い。しかし、その甘さとスパイスのピリ辛さがなんともいえず美味しかった。

 野菜カレーということでジャガイモ、ニンジン、ナスなど色々な野菜が入っていたが、その中で見た目一瞬サツマイモかとおもって食べると、大根や蕪のような歯ごたえのものが入っていた。店員さんに聞くと、日野菜という滋賀の日野名産の根菜らしい。カレーと根菜というのはあまり今まで結びつかなかったけれど、意外とシャクシャクとした歯ごたえがあって美味しかった。

 ここの野菜は毎朝契約農園へお店の人が掘り出しにいった野菜が出されているらしく、お店の人が泥だらけになって掘り起こした甲斐がありましたといっていた。野菜は確かにどれも美味しい。

 今日はお酒は飲むつもりではなかったので、最後に一杯紅茶を飲むことにした。店長は残念ながらおられなかったけれど、顔なじみのお姉さんに「お任せしますので、甘めの紅茶をお願いします」と試しにいってみると。アップル蜂蜜ティーを出してくれた。ヨーグルトも少し風味付けに入っているらしく、甘いのだけれど後味はしつこくなく、カレーで辛くなった口の中がスッキリして、絶妙なチョイスだったように思う。

 今までであれば、紅茶に砂糖を入れて飲むことは無かったのだけれど、ここに来てからフレーバーティーや砂糖をいれた紅茶も場合に合わせて楽しめるようになって楽しみの幅が広がったように思う。これからもホームとしてちょくちょく利用できたらと思う。