湖南三山めぐり 善水寺 長寿寺 常楽寺

 日曜に何のあてもなく車を走らせていたら、国宝 善水寺という文字が目に入り、ぶらりと立ち寄ってみた。たまたま湖南三山めぐりということで本堂が公開されていた。地元とはいえ全く知らないお寺だったのだけれど、納められていた仏像は力強く素晴らしいものばかりであった。紅葉も少し散ってはいたけれど綺麗でした。

 混んでいる京都の紅葉を見に行くよりも、こういった地方のお寺の方が見所は実は多いのかもしれない。結局、三山ということだったので、善水寺だけでなく全てのお寺を近所なのでまわってみることにする。特別拝観は今日までということらしい。

 折角なのでもってきたカメラで紅葉や建物を取ってみる。ダイナミックレンジの関係なのか私の腕の問題なのか空の色と紅葉の色を両立させて写すのはとても難しい。紅葉が綺麗にうつると空の青が白トビしてしまう。その傾向はあるよとマチヤがいっていたのである程度以上はカメラの特性なのだろう。

 善水寺ではペットボトルに水をいれて持ち帰ることができた。桓武天皇の時代に天皇御病のさい霊水として献上され病が治ったことから善水寺という名になったらしい。

 湖南三山とは聞いたことがないなぁと思っていたら、これは呼ばれるようになったのは石部市と甲西市が合併し、湖南市になった平成16年からということで随分最近のことだった。いずれも天台宗の古刹だそうだ。