山元麺蔵の葱とゴマのつけ麺

 今日は朝から永観堂南禅寺に紅葉をみにいった。ここまできたらやはり昼飯は山元麺蔵だろう。朝ごはんを食べていたので11時の段階でそれほどおなかが空いていたわけではなかったのだけれど、昼時直撃でいくと恐ろしく混んでいそうだったので早めに。

 11時10分ぐらいについたのだけれど、すでに店は満席で一回目のお客さんが食べ終わるまで待つことに。お店についてちょっと待つ間にもう後ろには10人以上の人たちが待っていた。さすが連休、あなどりがたい。

 今回はがんばっていつもと違うものに挑戦した。一度気に入ったメニューがある店で未体験のメニューを頼むのは相当なエネルギーを要する。それが口に合わなかったときにかなりへこむから。自分的には違うメニューを頼むのは相当がんばった感じ。それぐらい豚肉つけ麺は私にとってはキラーコンテンツだ。

 今回は淡白に葱とゴマのつけ麺とささみ丼というのをチョイスしてみた。いっしょにいったおタキさんは珍しくカレーつけ麺にしていた。今日はGX100を持っていっていたので写真を撮るつもりでいるとおタキさんに言っていた。大抵自分が食べたいものを頼んで写真を撮ろうと思うのだけれど、メニューが来ると食べるほうに夢中になって写真をとろうとしていたことを忘れるという話をしていた。そして案の定メニューが出てきたら即効食べ始めようとする。そこで「写真とるんでしょ?」とつっこまれてあわててカメラを取り出す。

 でてきたうどんを見てすぐにおタキさんが「あれ麺が細くなってる」とつぶやく。いつも思うがよく麺の太さなんて覚えているな。そんなこと私は気がついたことがない。おいしかったとか大まかなことしか覚えていないので微妙な違いはあまりわからない。

 葱とゴマのつけ麺は味的なベースは豚肉つけ麺と同じようだがコクがないぶんさっぱりしていておいしい。体調にあわせて食べ分ければかなりよいかも。おタキさんはかなり気に入ったようで次はこれを食べると嬉しそうに語っていた。

 入れ替わりの忙しいときにも関わらず、店長がおタキさんに「カレー辛くないですか」と聞かれていた。おタキさんは食べるのに夢中で美味しいですかと聞かれたと思っていたらしい。そのあと、また時間を置いて「食べにくくないですか」と聞かれていた。以前おタキさんがblogにつけ麺はそのままだと食べにくいと書いていたけれどカレーつけ麺には木の蓮華がついているので食べやすかったらしい。

 なんでおタキさんは色々聞かれるんだろうなぁと思いながら私はウハウハしながら鳥ささみ丼を食べていた。ささ身と黄身とごはんのハーモニーがとてもすばらしい。個人的にはもう少しご飯が固めでもいいかも。

 私はつけ麺ばかりなので普通のざるうどんの麺つゆは口にしたことはないのだけれど、mkeiもうちの親も麺つゆはもう少し改良の余地があるようなことを言っていた。つけ麺のベースになるつゆと麺つゆではそこまで違いがでるものなんだろうか。今日食べた葱とゴマのつけ麺のつけ汁には私は大満足なんだけれど。

 麺を食べ終わった後つけ汁を堪能していると、店長が「最近出汁をかつおを強めにするように変えてみました、どうでしょう」と聞かれたので、とても美味しかったと答えておいた。店長にも色々と思うところがあるのかもしれない。まぁつけ麺のベースと麺つゆは違うものなのかもしれないけれど。

 そのあと、おタキさんが食べきれないカレーつけ麺を頂いたのだけれど、以前食べたときよりもピリカラになっている気がした。もっと京風でこれほどスパイシーではなかった。と思って店長に聞いてみたのだけれどカレーに関しては変えてはいないらしい。(ちなみに麺はやはり細くなっていたらしい)

 今回は新しいメニューを開拓できて満足だった。店長に「また色々教えてください」と最後に言われてやっぱり熱心だなぁと思ったのと、おタキさんは結構昔から来ているから覚えられているに違いないと勝手に思っていた。

 ちなみにうちのblogに来るキーワードの最多は「山元麺蔵 メニュー」になっている。やっぱり人気店なんだなぁと思う。もう少しお店でゆっくりできれば言うことはないけれど、それはさすがに贅沢な悩みだろう。