ストーブリーグ

 シーズンオフにはいって秋期キャンプも終わり、そろそろ契約更改やFAの話題がスポーツ新聞を賑わす季節になってきた。

 歴史的敗戦の責任をとって岡田が辞任し、真弓が就任したわけだけれど、こうやって少し落ち着くと意外と自分は岡田のことが好きだったんだなぁと思う。確かに愚直で口べたな監督ではあったが周りがいうほどそれを嫌いでは無かった。

 そんな感傷はさておき、監督も替わり、事実上来年はJFKという形は解散されて真弓色のタイガースに変わっていくのだろう。新井や赤星の怪我の具合や先発の補強、アラフォー世代の後継者づくりと課題は山積みだ。

 特にFAで野口が横浜に移籍する気配もあるし矢野の具合によっては一気に暗黒に戻る可能性もあるなぁと思っている。しかし、他の野手と違ってキャッチャーだけは痛みを伴って育てて行かないとどうしようも無いだろう。先発に関してはJFKが解散すれば伸びる芽は逆にでてくるかもしれないと思っている。

 三浦のFAの話題もチラホラあがっているが大体「虎の恋人」とかいってうまくいった試しが無いと思うのだが話題の無いこの時期は新聞は売るために大変なのだろう。正直な話三浦がタイガースにくれば強くはなるのだろうけれど微妙な気持ちになるだろう。とはいえ、新井の時もそんなふうに思っていたので実際来てみればもうタイガースの一員とか現金に思ってしまうのかもしれないな。

 これからシーズンが始まるまでの間、どういったチーム構成を目指していくのかが徐々に見えてくるだろう。去年までとちがってオーダーが全く予想できないので楽しみではある。