夢を見ていた

 ミスター味っ子の最後みたいな話ですが、起きる直前によく夢を見ます。

 劇中劇では無いけれど、夢の中で夢を見ることがある。今日も夢の中で夢から覚めた。ああ、これは夢だったんだと夢の中で思っていた訳です。そして、不思議なことに夢の中でもう起きなきゃと思って、目覚ましがなる前に今日は目が覚めました。

 現時的な不安などと夢は直結しているのかもしれませんが、何故か大学4年生の時点で単位がたりなくて卒業出来ない夢を見ます。いいようのない不安に襲われたりするのですが、夢の中というのは微妙に整合性がとれていなくて、覚えている範囲では理屈じゃなくて感情が本当に影響しているんだなぁと思います。

 あと多いのが、夢の中でトイレにいっていくら用を足してもすっきりしない時。これは実際に目が覚めてトイレに行きたいときによくあります。そして、夢の中で無理にトイレにいってすっきりしようとすると多分寝小便になってしまうのではと思います。ということは無意識下で寝ていることはわかっていて人は自制しているんでしょうねぇ。

 後もう一つよくあるのが、自分の家の部屋が都合良く広くなっていく夢を見ます。自分のうちにまだ入ったことの無い離れや倉が出来ていて、その中に入っている色々な古いものをみて悦に入る夢を見ます。これは自分の願望が具現化されているんでしょうかねぇ。実は自分が見ている裏にもうちょっと何かがあった、とか床下に実は見たいなことが多いんですが、これは何の影響だろうか。

 大抵の夢はエンディングが無い映画みたいなもので、大抵は良いところで終わってしまいます。よくわからない冒険ものの冒頭部分を延々と続けているような感覚だろうか。夢の中で何かが最後まで達成されてエンドロールが流れてから起きることは無い。不思議なもんです。