うまいんだなぁ

　話題のiPhoneが発売になった。行列やらなんやらとテレビで報道されている。レポートも各所にあがりはじめているので興味深く眺めていた。ここらあたりが内容的にはわかりやすそうな感じ。

　個人的な所感では、iPhoneは今自分が使っているwillcomの代替としてはかなり良さそうだ。電話機能よりもWEBからの情報収集をメインで使うなら値段的にも割が合いそうだ。実際の所、現在の囲い込み市場のなかの携帯電話WEBサービスはあまり使う気がしない。情報自体が劣化しているにもかかわらず、更に情報料金を取られるサービスが多すぎるからだ。まぁそこでお金を稼いでいるから仕方がないのだろうけれど。

　そういう意味でwillcomのESは便利なのだけれど、いかんせんwindowsmobileがあまりにも不安定なのと帯域的にかなり狭いのがネックだ。多分使用上のストレスは帯域よりもOSの要因の方が大きそうだけれど。その中で、iPhoneという選択肢が出てきて、touchの使用感を聞く限り今のところスマートフォン（なのか？）としてはインタフェース的に一番優れていそうだ。

　日本の携帯はどうも機能に重きを置きすぎて使い勝手が悪いものが多い。使用方法がどうも直感的ではないのだ。特に今回、色々なレビューを見ていて良さそうだと思ったのが、iPhoneの日本語入力だスライド式の選択というのは狭い画面で直感的に入力する意味では非常に洗練されて無駄がないように思う。

　私はキャリアがauで、仕事で使う兼ね合いもあって（バッテリーが壊滅的にメインで使うには厳しい）機種変更は難しいけれど、久しぶりに使ってみたいと思った機器ではある。

　もう一つ、表題にかいた「うまいんだなぁ」というのはうちの母親が、突如iPhoneがほしいと言い出したことだ。母親はauの携帯をもっているけれど今まで機種についてこだわりなんかを持ったことは無かった。見やすいのが良いぐらいの話だったのだけれど、iPhoneを使ってみたいとテレビをみて思ったそうだ。携帯自体のCMは嫌と言うほど流れているが、今まで関心すら示さなかった。まぁワイドショー的にとりあげられたということもあるだろうけれど、それでも使ってみたいと思わすだけの何かがあるのはスゴイと思う。