サブタイトル

 知っている人も多いけれど、サイト名のPinkMoonStudioは元々鈴木祥子さんの公式サイトの名前だった。その割には祥子さんのこと何も書いていないのだけれどね。

 そして時々変えているサブタイトルだけれど、「日曜の午後には宇宙人とお茶を」は火浦功の小説のタイトルだ。先日までの「いつまで待ったらお茶の時間なの」というの祥子さんのエッセイのタイトル。今回かえた「サバランとアップルパイのテェマ」も同じくそう。

 なんで変えたかといえば、気分といえばそれまでなのだけれど、いつからか分からないけれどsonyのページから同タイトルのエッセイがアーカイブから消されたのを見て何となく変更してみた。

 祥子さんは94年の浪人時代に同級生にHarvestを借りてからのつき合いなのだけれど、今の仕事に変わるまではよくライブにも行っていた。mixiを初めてしのじゅんさんと再開したりと当時に出会った人とまだ親交があったりもする。(余談だが鈴木祥子コミュで見つけてメッセージを送ったら「私にはアフロの知り合いはいません」と返事が返ってきたのが個人的にはすごいツボだった)

 結婚して離婚というのを体験すると、歌詞の生々しさに気がつく。「Happiness」なんてその典型で自分の中の何かを重ねてしまう。そしてその切なさを思い出す。聞き始めた当時は何も知らなかったんだなぁと。

 最後に行ったライブのリクエストで「RiversEnd」をリクエストしたとき、「封印中なので1年後にまたリクエストしてそしたら歌うよ」とあとのサイン会で声をかけてもらった。そのときの約束は結局果たされないのだけれど、東京のライブで歌って、Live盤に収録されていた。別に祥子さんは覚えてなんていないだろうけれど歌ってくれたことがうれしかったりする。好きな曲っていうのはそういうものだろう。

 全然見当違いなのかもしれないけれど、私にとって「PinkMoonStudio」という名前を使い続けるのは、私なりの彼女に対するリスペクトなのだ。そして、どういう形であれその名前を検索エンジンから消したくないという私の勝手なエゴ。そんな感じ。