連敗記録

 最近囲碁をやっていない、研究会にタイミング悪く何ヶ月か参加出来ていないことも一つの原因だろう。やりたいことを色々と触りだけしてやりっ放しになっているな。どれもモノになっていない気がする。

 どの辺りをモノになったという線にするかということは大きな問題なのだけれど、熱っぽく冷めやすい自分の性格がよく出ているように思う。性格上のめり込むということがあまりできない。無関心ではないけれど移り気なのだろう。

 壁があったときに挑んでやろうというよりも、そこで一旦諦めて別のことを始める癖がある。忘れた頃にまた再開したり本当に色々なことがぼちぼちだ。

 何かを始めると、大抵最初は実感できるスピードで上達していく、当然それは比例グラフではなく徐々に右肩が平らになっていく。それを乗り越える前の段階、序の口で何かをやった気になってしまうのは多分悪い癖だ。生かじりの器用貧乏の見本みたいなことになる。

 そう考えると、囲碁も初めて2年で感じた壁をまだ越えていないように思う。年を食った分セコくはなったろうけれどそれは強くなることとは根本的には違うように思う。

 残念ながら今のところ、私は自立的に成長するのではなく、ある程度外圧によって逃げられないプレッシャーを与えられないとある一定のラインからは脱皮できないタイプのようだ。それが一生変わらない訳では当然ないので色々挑んでいるが、今のところ失敗し続けている。

 こればっかりは、自分が直すことをやめない限りは可能性はあるだろうから諦めないで頑張ろうと思う。そうやって自分の連敗記録を今のところ伸ばしている。

 連敗を続けるのか、それとも連敗することすらやめるのか、連敗を止められるのか。それが面白いっちゃぁ面白いんだけれど。