因果応報

 最近心理的に怠いと思うことが減った。以前なら面倒ごとをあえてやろうとするということは全く無かったのだけれど。心理的に前向きになったのだろうか、退廃的なのがマシになったなら多分それは良いことだろう。

 どうせやることなら気持ちよくやろうと思っている。逆に言えば損得勘定を考えるのがだんだん面倒になってきたのかもしれない。情けは人のためならずというのはある種退廃的なのか。短期的な損得に一喜一憂するのがアホらしくなってきたのだ。だから私はいつもお金が無いのかもしれないけれど。

 今の仕事を続けていることに、周りから疑問に思われることが多い。まぁ実際ワーキングプアの条件は十二分に満たしているのだけれど、あえて職場を変えようとは思わない。実際他の職場へのお誘いをうけたことも何度かあるがお断りしてきた。理屈的には休みも増えるし給料も相当上がるのだけれどそうしたいとはあまり思わないのだ。

 昔、四柱推命かなにかであなたは一生食うことには困らないといわれた。他にも色々いわれたのだけれど、食神というのがついているらしい。食うのに困らないなら、まぁ自分の感性に準じて暮らすのも良いかなぁと思っている。

 自分の収入は本当に必要な時に必要な分だけ手に入っているように思う。出来る範囲のことしかしていないのもあるけれど、不味いなというときには何かしら救いの手が入っている。それは周りから助けて貰っているからなのだろう。だからこそ、自分が出来ることは損得を抜きにして快くやろうと思っている。