京都で一番小さな漬物屋「新町三宅」

 京つけもののお店。おタキさんが某所で頂いてきたのを一口頂いたのですが、非常に美味しかった。丁度日本酒を飲むときで自分で買ったつまみを食べる気が失せたぐらい。

 最近、今更馬鹿じゃないかと思われるかもしれないが、京都の食文化はとんでもないなと思い始めた。歴史というのはそういうものなのだろうな。

 この漬け物に限らず、昔からの定番で今まで自分の口に合わなかったものというのは、本当に沢山ある。酒なんかは特に実感できるのだけれど、テレビなどで名が通っているものは決してスタンダードではないということだ。ただ、イメージ的に代名詞になっているものを試して、がっかりして嫌いになったりすることは本当に多いのだろうなと思う。

 基本的に知名度と品質は一致せず、あくまで資本力の問題であることが多い。そういう意味で、WEBができてこういったニッチなものも知れば地方からでも手に入れられるというのは本当に有り難い。

 以前、Pyschsに赤ワインを送ってもらって、ちりめん山椒を送るよといっていたのだけれど、季節的にまだ難しいので漬け物の詰め合わせを送ってみた。私も赤カブラしか口にしていないのだけれど、間違いなさそうな味だったので。大体私基準で、Pyschs、akd、おタキさんあたりが美味しいというものはどこに出しても恥ずかしくないと思っている。グルメ三巨頭だから。

 私は美食家では無いけれど、この三人にうまいものを食べさすのは非常に楽しい。なんか本当に嬉しそうに語ったり食べたりするから。紹介し甲斐があるなぁと思う。まぁ今回のおつけものは、値段的にもかなり安価で、種類が多いので水増しもしやすく、手みやげという意味ではとても優れているように思う。基本が浅漬けなので日持ちしないのが難だがあまるのを心配するより無くなるスピードの方がどうも早いようだ。

 しかし、食べ物やお店のひも付きで無い情報というのは、とてつもなく価値が高いように思う。実際、私のblogの検索キーワードは総合すると店舗名や酒の名前が一番多い。実際私も、以前岐阜に行く際に事前にblogで岐阜の食事どころを検索して食道楽系のblogから店を選んでいって、飛び込みじゃぁ絶対入らないような美味しい店に行くことができた。

 そういうところでお世話になっているので、私も自分が良いと思ったり体験したことは極力、簡単でもレビューにして記事にしようと思っている。ちなみに今回のお店もblogのリンクバーに登録した。漬け物好きな人にはお勧めできるとおもいます。