ひとりごと

 物事というのは、殆どがうまくいっていてもふとしたことから歯車が狂っていくものなんだろうな。ちょっとした狂いでも、後になればなるほど大きな問題になってしまう。それを早い段階で察知できる繊細さが必要なのだろう。

 指示待ち人間でいることは楽なのかもしれないけれど、結局自分自身の責任をとれるのは自分しかいない。どんなに他になすりつけても結局の所解決はしないのだから。

 七つの習慣を読んで、関心と影響の輪についての話を知った。それから私は、今の自分にとって手の届かない事についてとやかく考えるのをやめた。今自分がその事に対して出来ることと、将来その出来ることを増やすために何が出来るかを考えるようにしている。

 過去はもう変えられない。未来はあるか分からない。でも今は少なくとも確実に手元にあって、そして消費され続けていく。自分が出来ることは今にしかない。だとしたら、今できることを積み重ねるしかない。

 自分自身の問いかけに答えを出せるのはやはり自分自身なんだろうと思う。誰かの助言を受けたとしても、それを採用するかを決めるのはやはり自分なのだから。