散髪

 10月の頭に某所に行くと言うことで、いい加減散髪に行こうと予約した。前回かなり短めにしてもらって、自分的には満足だったけれど周りからはブーイングだった。社長の奥さんに業務命令だからもう一回切ってこいといわれたぐらい。

 というか今まで、自分にこの髪型が合うなぁと思った髪型になったことは無い。正確には自分がそこそこ良いなぁと思うと大概まわりから大ブーイングなのでションボリしてしまう感じ。どうもその辺感覚がおかしいらしい。

 昔は髪が硬くて、どうやっても北斗の券のファルコみたいに全方位に真っ直ぐ髪が立っていた。今も髪は立っているのだけれど何故かサイドの髪は硬く、天頂方向の髪は柔らかくなって余計に変な髪型になる。

 そもそも髪を触りたがるので、ムースやらなにやらをつけるのがイヤなのがそもそも駄目らしい。以前に散髪屋禁止令が出されて、それから美容院に行くようには一応している。しかし、その時は良くてもなかなか後から再現できないような髪型になることが多い。めんどくさいので困ったもんだ。

 一応今行っている美容院は結構気に入っている。というか最初散髪屋だとおもってたけど美容院だった。一時期本当に髪が薄くなったなぁと思ったけれど、その美容院に行くようになってからそれほど自分的には気にならなくなった。それは髪型のせいなのか、髪自体が生えてきたのかは分からない。

 ただ、店長もデコが薄いのが悩み何ですよと言っているだけあって、こっちの悩みを察知して出来るだけ目立たないようにしてくれているらしい。有り難いことだ。

 前回、髪を相当短く切ったのであんまり散髪を意識してなかったけれど、いい加減行きなさいと会社でも言われているのでこの際だから行っておくことにする。メンバーズカードの前回の日付を見ると6月17日になっていた。実に三ヶ月ぶりの散髪である。こんなんじゃやっぱりいかんのであろうか。

 ちょっと前に、仕事上の関係でエステの会社に営業することになった。会社で、エステとか美容系の人達は身だしなみのチェックが厳しいからちゃんとして行きなさいと言われていたので、出来るだけ自分なりにコマシな格好をしていくように心がけた。

 仕事としては一応取れたのでほっとしたのだが、最後に向こうの社長の奥さんにどうしてうちでやろうと思ったんですかと聞いてみた。何故かというと、今回の発端はDMを見て連絡をされてこられたのだけれど、話している感じ色々なところと話をして
今までゴーがかからなかったような話しぶりだったから。さすがにうちはネームバリューもないし紹介でも無かったので結構すんなり話が決まったのが意外だったから。

 「タイミングと印象が良かったから」と言ってもらえたので何となく嬉しかった。まぁ外面だけで仕事をしているつもりは無いけれど、第一印象的には良い印象をもってもらえたようだ。次は仕事で選んで良かったと言われるように頑張らねばいかんなぁとぼんやり考えたりしている。