紫のバラの人

 「アフロ、恐ろしい子」とか馬鹿なこと言っているわけです。この作品滅茶苦茶有名ですが読んだのはごく最近なんですけどね。

 それはまぁ主題とは関係なく、人に花を贈るのはどうかという話です。花束を喜ばない女は居ないとかそんな言葉を聞くわけです。しかしですね、意外と花束嫌いっていう人も多いんですよね。というかスゲー喜ばれるか、もしくは全く興味を示さないか。

 切り花は死を連想して嫌いって言う人も何人か、花だったら食べ物の方が良いと素で言われたこともあります。まぁ切り花はそれほど日持ちがしないと思われていることが多いようです。

 私は仕事がら、バラの農園のHPを作ったことがあります。その際に色々とバラについて教えて頂いたり、そこからバラを分けてもらったりしている訳なんですが、きちんと手入れをするとバラでも大体冬場なら一ヶ月、夏場でも2週間は綺麗な花を咲かせることが可能です。

 今は前の職場とかわったので、なかなか買いに行くことが出来ませんが、以前はよくバラを買いに行っていました。親の誕生日とかにバラをあげると凄く喜ぶので。薄紫のバラを50本とか親にあげたりしたわけです。

 友達の女の子の誕生日に、欲しいと言われたらあげたりしていたんですが、かなり好評でした。何だかんだいってバラって綺麗ですからね。ボリュームもかなりありますしね。

 ちなみに気になるお値段のほうですが、私が買っているのは大体一本60円ぐらいです。50本でも3,000円なんで本当にしれています。そして切り立てほやほやなので店先に並んでいる物とまったく鮮度がちがいますしね。本当にお買い得ですよ。

 まぁバラの等級は色々とあるんですが、BとかAとか特Aとか色々グレードがあります。余り知られていないと思いますが、これらに花としての違いはありません。バラのグレードは単純に茎の太さによって決まります。花自体は見た目変わらないのです。これは結局の所、花の持ちは茎で決まるせいです。茎が細いと早く首が垂れるということになります。実は茎がたれても、花はそれほど痛んでいないことが多いです。もし花をかって茎がたれてきたら水切りをしてやれば直ることも多いですし、首から切ってグラスに浮かべるのも綺麗ですよ。それでも一週間ぐらいは楽しめます。

 ちゅうことで、花束にするときには実はB品が一番良いのです。A品以上で50本の花束を作ると、花束の上の部分より根本が太くなりすぎて薪を束ねた見たいになってしまいます。少し茎が弱い方が上が広がって綺麗に見えるのですよ。面白い物です。

 まぁこんなバラ談義をしながら、ほしけりゃあげるよと言っていたわけです。今から考えると、女に無差別にバラをあげるのは相当実はヤバイ人なんじゃないのかと思ったわけです。まぁみんな喜んでいたのでいいですが。

 まぁ余談ながら、女性にとっては当たり前かもしれないけれど、花を長持ちさせるコツでも。

1,水は毎日換える。(雑菌が沸くと根が腐ります)
2,水切りを定期的に行う。(水の中にいれてはさみで根を1cmぐらい斜めに(表面積をふやすため)切り込みます。これで相当水の吸い上げが違って花がよみがえります)
3,エバーローズなどの活性剤をつかう。(恐ろしいほど違います。聞いた話だと栄養剤らしく人が飲んでも効果があるそうです)
4,日差しの当たらない風通しの悪いところに置くようにする。エアコンの風もなるべく当たらないように。(トイレが最強らしいです、最悪は玄関、とりあえず渇くのが一番駄目)

 とりあえず何だかんだ言って、こういう変なマメ知識ばかり増えていくのでした。ちなみに下の花束で20本で1,200円