無 理

 セカンドバックは無理だそうです。追放令が発動されました。まぁ女性陣からしたら当然の言い分なのかもしれませんが。

 大体、グーグル先生のお力を借りてオサレ系の話を拾い集めると、駄目の典型例に入っているわけです。10個例が挙がってたら8個ぐらいヒットするわけです。

 すでに、常識観が世間とずれているらしく、問題を解決したら実は解決策がさらに問題だったということも多々ありかなり前から諦め気味な所もあったわけです。

 セカンドバックはまぁ中学生時に購入して以来、20年ぐらい使ってきたわけですが常に皆の否定の的でした。さすがにまぁそうなんだろうなぁと自覚はありましたが、この度めでたくはっきりと追放令が発令されました。

 つーか機能的に便利なんですよ、とっても。とりあえずポケットに財布とか入れるのは私的には絶対駄目なので、なにか代替手段を考えないといけません。なにかオサレ法に引っかからない代替手段を誰か教えてください。

 はー、白い靴下は駄目とか世の中色々禁則事項が多すぎます。駄目なら売るなよと声を大にして言いたい。シャツをズボンインしたってイイじゃないか。ほっといてやれよ。そういえば、マイコーのPVをニコニコ動画で見ていたら、「ズボンインしてもカッコイイのはマイコーだけ」というのを見てワロタ。まぁカッコイイひとは何をやってもカッコイイのですね。むしろこなすだけの技があるということか。

 しかし、一つ思うことはインターネットとグーグル先生の組み合わせで、ほぼ無限とも言える情報に囲まれて生きているわけです。ただそれは存在するだけで認知しているわけでは無いのですよね。どでかい倉庫のなかに山盛りの物が置いてあって、そこに有るか無いか、動くのか壊れているのか分からないものを必死に探しているような状態です。

 グーグル先生とかは万能金属探知器みたいなもんで、そこに金属があるよってことしか分かりません。存在を示すだけでそれが探している物なのかは当然自分で判断をしなければいけないわけです。

 自分が知っている物ならば、ある場所の見当さえつけば探し出して動作確認して駄目だったら次を探したら良いわけですが。知らない物の場合探し当てた後、これが壊れてるのかそうでないのか、良いものなのか悪いものなのかの目利きがさっぱり出来ないわけです。

 たまたま、最初に見つけた壊れた物を試してみて「あーこりゃぁ駄目だ」と思ったり、大丈夫だとおもって実は全然でたらめだったりする事が多々あるわけです。

 オサレの情報なんて特に、絶対的な正解を示す場所があるわけでもなく、各々の主観で勝手に論議してるのがそれこそ泡沫のように沸いてるわけです。おしゃれ弱者の私たちは一体なにを拠り所に生きていけば良いのでしょうか。雑誌でも読めばと言われますが、その雑誌すら一杯あるうえに当たりはずれがあってさっぱり意味不明です。

 個性を出すには、まず自分の軸が必要ですが、生まれたての赤ん坊のような私たちには拠り所がありません。そもそも拠り所が間違ってるから周りから否定されるわけです。全く困った話です。