あかんこ

 今まではあんまり無かったのだけれど、最近は自分の一日の行動を帰り道などに振り返ってみて反省したりする。

 まぁ私は自分で省みても結構アレなことが多いので、あとからドヨーンと反省する。まぁ反省はしても後悔はしない。それはやってしまったのでしょうがないそういうもんだ。

 今の私の心身の調子だと、楽しむとそのあとの揺り戻しが激しい。楽しんだ分だけその後同じだけのむなしさが自分を襲ったりする。

 楽しいことっていうのは簡単なことなのだ。充実することと楽しいことは似ているようで果てしなく違う。虚無を埋めるために楽しみを追うと、それからさめたときのリバウンドともなう。

 だから楽しみは一度味わうとやめることができなくなる。ある種禁断の麻薬っぽいものがある。実質を伴わない娯楽は耐性がつく、自動的に与えるものではなく他からの刺激は簡単に慣れてしまうことが出来る。

 慣れてしまうと、同じ楽しさの中では笑いながらもさめてしまう。そういうときに場に流されて笑う自分の顔を思い出すと本当にむなしくなる。所詮は代替えなのだろう。

 だから、自分は自分の生き方を笑う。自分を嘲笑する。まぁ最近某人にアフロは哀れに見えるといわれて。ああそうだなぁと笑いながら俺は哀れだねぇと笑っていた。全くその通りだからだ。

 時間の密度がつねに充実という物と比例する物ではない。沢山詰まっているかではなく何を詰めたいのか。適当な内容で、適当な密度なのが一番良いのだろう。