金本

 ちゅうことで見事名古屋ドームで初の3タテ、5割復帰でめでたいことです。

 今年の前半戦は本当に酷い状態だったので、後半どうなることかと思いましたが、GD15連戦で逆に波に乗ったのは阪神でした。4位とはいえ、首位まで4.5ゲーム差の接戦なので今後もどうなるか分からないでしょう。

 私は元々プロ野球には興味が無かったし、テレビの時間がずれるだけの鬱陶しいものに過ぎなかったのですが、前の会社の社長が阪神ファンだったというのもあり野球を見だしました。

 今から思うと、金本が阪神に来てアニキの生き様に憧れたというのも野球を見続けた一つの要因かもしれません。

 全国的にはそれほど知名度が高くは無いと思います。華があるというよりは地味な方になると思いますが、自分に一番かけているものを持っている人に憧れるのかもしれません。

 2006年、阪神ファンなら分かりますが、球児の涙から首位中日にたいする怒濤の追撃が始まりました。今年はそれと同じように、アニキの鳥谷に対する激からいまの状況が始まったように思います。

 怪我を押して試合に出ることは、賛否両論があることだとは思います。皆が皆それを出来るとも思わないし、最高のパフォーマンスを見せることがプロだという話しも分かります。しかし、怪我をしていても現状出来る範囲で最高の結果をみせる金本の背中は私にとっては最高のものに見えるのです。

 どちらかといえば、万事に対して冷めて見ているほうですが、アニキのプレーには心底感動させられるわけです。私も他人に感動を与えられる人間になれたらなぁ。