2度目の研究会

 先日参加させて頂いた奈良の囲碁研究会に再び参加させていただいた。

 前回は心づもりが飲み会だったせいで全く駄目駄目だった。今回は心機一転し日課の詰め碁や棋譜ならべにも力が入っていた甲斐もあり有り難いことに初勝利させて頂いた。勝ち負けよりも自分として碁を打った気になったので満足度が高かった。

 しかし、集中できる時間が以前より短くなっているなと痛感した。4局対局したが3局目からは他人が打っているような気がするほど手応えが無かった。囲碁脳の運動不足なのだろう。

 今までと違い、修練を試せる場ができたのは相当なモチベーションアップにつながった。単発の研究会参加はその時はあがるのだけれど後が続かないので毎月あるというのは相当励みになる。

 以前に出雲屋先生が言っていたように久々に自分なりの緊張感を高めた碁を打てたのは嬉しい。そしてそういう碁は血肉になって自分に身に付いているなという実感が少しあった。

 RORの時もそうだったが、私は心情的に自分より高位者の集団に属して居ることを好む。上手の芸を見るのは勉強にもなるし何より楽しい。自分が想定できないものを見られる事は本当に感動する。別に低位者の集団が悪いというわけではないけれどそれはどちらかというと恩返し的な意味合いになる。そこで改めて学ぶことも確かに多いのだけれど。

 さすがに剣道で今から県代表になるのは不可能だと思うけれど囲碁であれば剣道よりは可能性はあると思う。まずはそこを目標に頑張っていけたらなぁと思う。あと3子強くなりたいなぁ。