私は沢山の人とに出会う機会を有り難いことに頂いている。大学院をスピンアウトして何だか良くわからない生活に突入して現在に至っているけれど振り返ればいつも周りに暖かく接してくれる人達が居た。

 大学入学以前はどちらかというと自分の中に閉じこもる生活をしていたと思う。大学時代の一つの出会いから本当に人生が変わったといっても過言では無いだろう。

 自分で会社を立ち上げてママゴトなりに経営にも携わった。結局会社は休眠させる(放置ともいう)事になってしまった。そこで自分自身はお金儲けそのものをモチベーションには出来ない事がわかった。

 私はお金に囲まれる生活よりも人に囲まれる生活をしたい。両方あるにこしたことは無いんだけれどね。

 私はIT革命の恩恵を本当によく受けていると思う。インターネットというインフラは今まで取り得無かったライトなつながりを残すのには非常に便利だ。メールしかり、mixiしかり無ければ再び音信を保てなかった人達と再会できたことや新たな出会いのきっかけを沢山もらった。

 あつかましいことに呼ばれても居ないところへひょっこり顔をださしてもらうこともある。そんな時にも暖かく迎えてくれた方々には本当に感謝している。

 私の人付き合いはあまり気遣いをしない。だから無礼な事も多々あったろう。実際に苦言を頂いたことも何度かある。気にする方にはなるべく気をつけるようにしているけれど基本的にはデリカシーが無いらしい。

 自分は苦言をもらえる人間であれれば良いなぁと思う。聞いているときは苦々しいのだけれど本当にありがたい事だと思う。

 そして私自身は一体なにが出来るだろうか?お金も力も無い私が出来ることは本気で聞くことだけだろうと思う。色々な形で外に出しにくい事は沢山あるだろう。ただ黙って聞くこともできるだろうし、欲しい答えを返すことも、そして私なりの答えを返すこともできるだろう。非力な私ができるのは結局のところそれぐらいなのだ。