魔法のフライパン

 こういうフレーズに弱い私です。なんか道具って良いです工具フェチっていうのも居ますが何となく気持ちは分かります。

 手になじむ道具を使うことっていうのはすごい快感なんですよ。最近気がついたけれど手でさわることってかなりの快楽をともなう事が多い。下世話な例でいえば痴漢がそのもっともたる象徴ではないだろうか?

 パソコンを使用した業務でもそうだけれど、長時間の使用に関するストレスは実はスペック的なものよりもインタフェースによるストレスの方が大きい。

 以前からこれは主張しているけれどCPUやらメモリやらに少々お金をかけるよりもキーボードやマウス、モニタにお金をかける方が快適にPCを利用することが出来る。いわゆる安売りPCはこの辺のカタログに出ないスペックがとことこんケチってあるので数値の割に使い心地が悪かったりする。

 PCの話はさておき調理器具っていうのは見ていてもさわっても楽しい物が多い。食器一つとってもそうだし包丁やフライパン、鍋など色々こだわると作る楽しみも増える。

 以前usyagiさんに教えてもらって速攻物欲を刺激されたのがこの魔法のフライパンだ。

 当時、中華鍋と卵焼機しかうちにはなくフライパンは欲しいと思っていた。個人的には炒め物はよくするのだけれど焼き物はレシピとしてあまりなかったために後回しになっていた。(ムニエルとかしないんだよね、ステーキ食うほど金もなかったし)

 ということで教えてもらってサイトで購入しようとすると注文して1年待ちとか書いてます。アヘーとか思ってたらusyagiさんからハンズで見つけたから買っておくよと言われて喜んで買ってもらった訳です。(しかし今久しぶりにサイトみたら2年6ヶ月待ちとか書いてるんだがそれ通販するいみあるのか?)

 結局のところこのフライパンは新居では空焼きにしか使われなかったわけですが、実家にかえってうちの母親が重宝しています。なんせ餃子を作るのにちょうど良い。油は良くなじむし焦げにくいし良いです。鋳鉄なんでかなり重いですが中華鍋とちがって振ったりあまりしないですしね。

 とこういう話をまわりの男どもとしても乗ってこないのでつまらない訳です。