良く噛んで食べること

 しつこくこの話題で。

 実は、このことを意識したのは特に最近のことでもない。以前(まだダイエットする前)にAshと岐阜で食事をしたときに色々おしかりを受けていた。知識としては頭にこびりついていたので実際にダイエットを始めたときにそれを思い出して実行していた。

 これは実は逆転的な結果論でそうせざるを得なかった。最初に「今日から俺はダイエットをやるぜ!!」と思い立って(正確には食事制限を始めたということだけれど)自分なりに食事制限について考えた。絶食は論外、ということは量を減らすけれど不健康になるのは本末転倒、ということはバランス良く少量を3食規則的に食べるのが効果的だという結論になった。

 元々間食はそれほどしないのでそれは問題なかった。あとは一食の量だが当時で大体ごはん1合半は最低でも食べていた。どんぶり茶碗2杯+おかず。これは結構馬鹿にならない量だ。当時、耳に挟んだのは」ダイエットには肉類を減らすよりもむしろ炭水化物を減らす事」ということだったので食事の量をご飯茶碗半分、おかずを普段の半分まで減らすことにした。

 実際これはかなりつらい。何がつらいって食べても満腹にならないのだ。精神的な満足感が全然足りない。最初の半月はかなり挫折しそうになった。そこで思い出したのが以前のAshのゆっくり食えという話だった。一口で食べる量を1/3に減らしてなおかつ倍噛んで食べるようになると食事をした気分になれる。満腹感は遅れて発生してくるので以前よりは随分食べた気になれるようになった。

 良く噛むことで消化にもよくエネルギー効率はかなり良くなっていたに違いない。元々体重が重すぎだったのでそれをするだけで普通に半月で10kgぐらいは減った。まぁ最初だけの話なのだが。結局まぁ最初はゆっくり食べて自分の心を癒していたのだがある程度すると胃が縮んで食べれなくなったことでご飯を食べる速度は元に戻ってしまったわけだが。

 ということであのころの感覚再び!!ということで再度それを定着させるべくこれからの日々を送るわけである。