碁の勉強方法あれこれ

 というわけで囲碁の勉強を再開したのですが、どうもしっくりきません。

 現段階では感覚云々よりも最低限のヨミの力をつけていきたいのですが今のやり方だと駄目な感じ。詰め碁は「方円の迷宮」で続けているが答え覚えゲームになっていてヨミの訓練にはなっていない。

 それはそれで着手予想時の急所を探す感覚上昇の手助けにはなっているのだがそれだけでは駄目だ。基本的なサイクルを朝起きて会社に行く前の30分で詰め碁を解くと決めている為、24問という問題数をこなす方を優先してしてしまい今求めている事からすると本末転倒気味だ。

 限られた時間で定常的にやるためにはやり方を変えて、4問ぐらいを解く方が良いかも知れない。

 ネットで行う詰め碁について言うと、今まで試した中で効果的だったのは「ダッシュ碁」というサイトにあった詰め碁を解く形式だ。残念ながら今はサイト自体が閉鎖してしまった。一時期はその詰め碁の為だけに有料会員になろうと思ったぐらいだ。

 その詰め碁はゲーム形式で間違える度にHPが減って次の問題にいくので問題をやり直す事が出来ないし時間制限もある。クリアするためには読まざるを得ない。色々な意味で実戦に近い形で勉強になった。

 自分の勉強もかねて自作でその部分だけのプログラムを作ってみようかなとふと思った。一度hide_wさんに相談してみよう。

 棋譜並べに関しては以前やっていたときは考えずにより早く一局を並べる事を目標としていた。早く並べられる事は感覚を学べると思ったからだがそれだと勉強を楽しめずに苦痛になってしまう。それだと続かないのでもう少しゆったりと並べる事にした。一手一手止まって自分なら次どこに打つか盤面の状況から目的を決めて着手を予想する。そこで実際の着手との比較をしてその手の意味を自分なりに考えることを主眼にしている。

 そう言うどちらかというと勉強というより鑑賞に近い手法で長く続ける事にした。これも一局最後までやると時間をとりすぎるので、長く続けるために30分で並べられる所までという事にしている。

 どれも1年以上は続けないと目に見えて効果は出ないだろうが何かしら工夫を加えて楽しみながら続けていきたいと思う。