久々の囲碁

 大学時代が東京から大阪に来られて久々に碁会に参加させて頂いた。奈良県の某先生の研究会におじゃましたのだが、普段呼ばれる碁会は研究会というより飲み会に近いものばかりだったのでそんなもんだと思って気軽に参加したら私以外そうそうたるメンツで恐縮してしまった。

 最近は碁の方はとんとご無沙汰で対局自体はほとんどしていなかった。唯一毎朝詰碁を24問といているのが囲碁とのつながりだ。家が碁会所だしうとうと思えばリアル碁でもネット碁でもやりたい放題なのだが勉強をする気はあっても対局自体はあまり気が進まない。

 理由は簡単なことでウンチクたれの自分としては局後の検討を存分にやりたいという事があるからだ。良くも悪くも対局自体よりも検討のほうが楽しい。まぁ現状一番の問題は同レベルでの切磋琢磨する相手が居ないことだろう。知り合いの碁打ちはみんな強すぎる。それはそれで楽しいのだけど相手に悪い。

 大体奈良に遊びに行くと触発されて囲碁ヤルベシという気になるのだが勉強はともかく対局はいつもおっくうだ。今回の碁会は碁の内容はもう最低最悪だったが飲み会では『生』暖かく迎えられたので時間が許すかぎり参加してみたいと思っている。ただ参加するためにはやはり自分もそれなりの用意が必要になるだろう。ちょっと久しぶりにまじめに囲碁の勉強も始めることにしよう。

 あとは囲碁会に関わる一人として普及活動のお手伝いもできたらと思っている。IRCでも何人か教えたりもしているし、覚えたい人にはそれなりの情報を渡すし直接教えることも別にかまわないと思っている。興味がある人はまた声をかけてください。本当に強くなりたければいくらでも紹介できるつてはあります。

 普及に関して私が思っていることは、私は囲碁を通して色々な人と出会うことが出来た。勝ち負けや腕は別として様々な恩恵を自分にもたらしてくれている。そんな囲碁という物に対して少しでも恩返しができたら良いんじゃ無いかなと思っている。残念ながら経済的にはそんなに余裕が無いけれどインターネットが普及している今、仕事柄技術的な面や知識的な面で色々お手伝い出来ることもあるだろう。少しでも何か出来ればと改めて強く思う。