思ったままにペンでスラスラ

 時事ネタの感想はともかく、あんまりblogに心理描写とか自分の価値観について書いてる人って少ないなぁと思う。という話をIRCでakdにしたらそんな恥ずかしい事はようやらんと言われました・・・・・・

 そうか、私は身を切り売りして羞恥プレイをblog上で展開していることになっていたわけですね。まぁ何かに講釈たれるのが好きなので別にそれは良いのですが、自分の根本的な思想をさらす事ってそんなに恥ずかしい事ですかね?どっちにしたって行動原理なんだからイヤでも表に出てくると思うのだけど。

 まぁ色々さらすと際どいところでは賛否両論でごちゃごちゃするのがめんどくさい所もあるんだろうと思います。基本的には自説に対して誰がなんと思おうとあんまり気にしないし、むしろ違う所を教えてもらうと今後の選択肢が広がるから異論反論を聞く方が面白かったりする。

 ダイレクトにふれていなくても、時事ネタに関する切り口である程度その人の考えも見えては来るんだけれど基本的になんかステレオタイプ的な切り口が多いんじゃないか?と色々見ていると思うんだよね。

 例えば最近話題の「失言問題」なんかに関するコメントとか見ていても「そりゃダメだろ?」的なコメントばっかりで何で駄目なのかの動機付けがどうも明確じゃ無い物が多いんだよねぇ。なんかメディアがつけたバイアスを加速させるだけの記事ってつまんない。

 何かの感想を伝えようとするときに自分の言葉を持てるかってすごい重要な気がする。いまはネットとかもあって色々な物に実際にふれる前に余計な前情報が沢山手に入る。事前準備的には良いのだろうけどそれが鮮度を著しく下げている気がするなぁ。自分自身で本当にそれ自分の感想?って思うことも多々ある。

 自分の事って言ったって毎日気分も変われば立場も変わるわけで。安定はそりゃしないだろうけど、せめて自分がやりたいことに向かって一貫した行動はとれるようになりたい。自分自身を鑑みる為にはやっぱり一度自分の外に出して眺めるしか方法が無いんだよね。ここに書き出すってことは結局の所自分と会話してるようなもんなんだろうね。

 私は人ごとでもそう言う自己対話を見るのは結構悪趣味だけど楽しいことだと思うのです。だからまぁ自分が見たいならまず自分から公開してみようってことですね。