たのしみかた

 おタキさんは大抵の日曜日NHK囲碁の時間を見ている。今まで私はあの番組はある程度以上の棋力がないと楽しめないものだと思っていた。盤面の状態がある程度理解できないと意味不明で見所なんてないと思っていたけれどどうもそうでもないらしい。

 あまり私は気にしていなかったけれど、対局者の仕草や解説の棋士や聞き手の仕草など色々分らないなりに楽しめる。よく考えたら、自分だって野球やサッカーなんて殆ど技術的なことは分らないけれど観戦して楽しんでいるわけだから理解度と楽しさは必ずしも比例しているわけではないらしい。

 1アマとして今まで楽しむことは強くなる過程でしか味わえないと思っていたけれど、色々な楽しみ方が改めてあるもんだと感心した。

 どうでもいい話だが宮沢吾郎プロの息子がサカナ君だったと知ったときは驚いた。そういえばよく似ている・・・