散歩したい

 2週間ぐらい前に修理に出したGX100が戻ってきた。トルコに行く前に壊れたので、急遽別のカメラを旅行に持っていったのだけれど、他のものを使うといかにGX100が自分の手に馴染んでいたか良く分る。
 一番安いのでよいと思って1万円のカメラを買った。実際操作性は別として旅行先での記録媒体という意味では全く問題は無い、むしろこの値段でこのクオリティのものが撮れるんだなぁとちょっと感動した。記録をしたいのか、おこがましいが「作品」という意味での自分で撮りたい絵を撮りたいのかの差なんだけれど、それには全く新しいカメラは満足出来なかった。
 ひさびさにカメラが手元に戻ってきたので、引っ越してからあまりゆっくり散歩をしたことのない近隣を、時間を見つけてぶらぶらカメラを片手に半日ぐらい時間をかけてあるけたらなと思う。実は観光地とか綺麗なところというのはあまりカメラで撮影する気が起きない。そういうところはどちらかといえば撮ることよりもその場で楽しむことに重きを置きたいと思う。実際自分が気に入る写真は日常から何かをうまく切り出せたものが多い。
 何にしろ無事に手元に戻ってきて一安心だ。ついでに5年保証に入っていたおかげで基盤交換が無料だったのも貧乏人にはありがたい。