殺しのテクニック

ウエブ問題の専門家 (ふーん、そんな人もいるんだね) は、書き込みに、「殺す」なんてかきこんだらアウト、と言ってました。

ところが、私は毎日のように、囲碁ブログや囲碁SNS Goxi で、「殺し」たり、「閉じ込め」たり、「いじめ」たり、「目をつぶし」たりして、それを得々と文章化しています。
囲碁の用語は危ない言葉?

 いわれてみれば、囲碁用語は物騒な文言が多いな。「ここを殺さないと勝負にならない」とか「覗く」だの「まくる」だのエロっぽい用語も沢山ある。「最初にのぞいて、ここをまくって、割り込んで、殺す」なんて知らない人が聞いたら何事かと。

 えらく物騒な単語が平然と飛び交うわけですが、チャットサービスなどで禁止ワードになっていて弊害があるというのは始めて聞きました。こういうのってどうやって解決していくのだろう。用語的に「殺す」を「取る」とか「倒す」とか「やっつける」に変えていくのだろうか。そういえば、全然関係はないけれど、ドラゴンクエストでモンスターを「殺した」という記述にしないのは教育上の配慮とか聞いた覚えがある。

 私が、囲碁始めたとき、一番最初に師匠から渡された本が「殺しのテクニック」という雑誌の付録の小冊子だった。高校の同級生に、一体何を読んでいるんだとつっこまれた事をこの記事をよんで思い出した。