びわ湖環境ビジネスメッセ

 社長に急に一緒に行こうと言われたので長浜ドームまでメッセを見学に行った。自分たちの仕事に役立つものがあればということだ。

 まぁこういうのを眺めるのも良いかなという感じだ。ついでにGX100をもってスナップを気ままに撮ってみて使い勝手も調べてみることにした。

 環境メッセ自体は直接自分たちの役に立つという内容は見当たらなかった。ひらめきが足りなかったのが縁が無かったのかは定かではない。

 行ってみて感じたことは環境ビジネスというのは常にニッチな隙間産業だということだ。主に製造をターゲットとしたブースが多かった。それはエコをうたうのは大体製造業なので当たり前なのだけれど、基本コンセプトが廃液処理や産廃処理などの作る過程で出るゴミをどれだけ減らすかと、光熱費などの削減などになる。

 汎用性のある対策はもうすでにある程度行き着いている感があるので、どうしても狭い層をねらった話になる。ブースそのものもその分野でないと分からない内容が多くどうしても見ていてつまらない(興味がない)と思うものが多かった。

 いまあるエコビジネスというのはあくまでテーマを絞ったコスト削減という側面が強い。「エコ」であることは表向きであくまで「削減」できることでないと顧客は食いついてこない。制約が多い割に見返りが少ない分野だなぁと思う。

 なにかこう環境ビジネスといわれる分野には常に偽善を感じてしまって、個人的にはあまり好きではない。何かが不自然にみえるのだ。まぁ気のせいなのかもしれないが。

 ぶらぶらしながらGX100をずっと右手にもっていたのだが、あまりそれは苦痛でなく興味がちょっとでも出たブースは写真を撮ってみた。MYセッティングさえ美味く使いこなせればこういう場所で無駄なく写真が撮れることが分かった。まだまだ使い慣れてないので前に変な設定をしていると失敗してしまう。今回もWBが屋外になっていたので全体的に黄身がかった写真になってしまった。