余裕とか優しさとか

 コンビニでゲロ吐いてたの、小さい子が - S嬢 はてな
 [WEB]ゲロとトラウマと優しさと - 琥珀色の戯言

 私はこういうときにとっさに動ける人間にあこがれる。あれこれ考える前にぱっとその事態に対応した動きが出来るようになりたい。「何かお手伝いできることはありますか?」ということもだし、実際判断してフォロー出来ればそれに越したことはない。

 出来るだけ人に優しくありたい。自分が持っている余裕を相手に分けてあげることが優しさだと思っている。ということは不測の事態に対応するためには自分は常に余裕がなければいけない。どんな人でも自分に余裕が無ければ人に優しくは出来ない。

 昔は道理だけが行動原理だった。ある基準に沿った正義というものが立場に関係なく絶対だと思っていた。しかし、それで何があるかといえば実は何もない。世界はもっと曖昧で多彩だから。だからもっと柔軟に考えないといけないと気がついた。

 しなければならないと思うことはしんどい。だから出来ることはする、でも無理は続かないからしない。自分のコンディションをどう保てるかが結局鍵なのだ。出来ればあのときああ出来れば良かったなとは思いたくはない。

 色々考えて、自分なりに約束事をつくると面白いことに気がつく。口に出すことの影響力ということだ。めんどくさい、できない、あついとか実際感じることでも口に出してしまうと加速する。それは正負関係なくどうもそうらしい。まぁただのポジティブ主義になってしまうのかもしれないが、口に出すなら前向きにのほうがモチベーションを保てることはわかった。それほど大きな差としては短期的には出ないが、長期的に見るとバカにならない。

 色々異論はあるだろうけれど、自分が不快になったとき、周りをもっと不快にさせてもつまらないじゃないか。自分だけが不幸なのは嫌だというのがあるのかもしれないけれど、周りが幸せになればそれは自分を引き上げてくれるもの何じゃないかなぁと思う。足の引っ張り合いをして相対的位置を上げるより、一緒に引き上がる方が幸せだと思うんだけど、まぁそこまで事は単純じゃないんだろうな。自分の心がけだけの話なんだけどね。