蔵の中を探索する

 最近、和に興味のある人の中に居たせいか自分自身も和に興味がどんどん出てきた。こげさんの家で火鉢を見て良いなぁと思い、蔵を覗いてみたら色々な大きさ、形の火鉢が20個ほどあった。価値は知らないけれどこの家には色々なものが眠っている事を再確認した。

 今後、この家を継いでいくのは自分だというおぼろげな感覚はあっても実は自分の家のことすら何も知らないことに気がついた。ということで新しいモノを追うのも良いけれど、温故知新ということで自分の家の蔵を少しずつ漁っていこうと思う。

 ただ漁るだけではつまらないので、写真にとって記録としてblogにアップしていこうかと思う。母親の話だとお金になるものは戦後に殆ど売られて残っていないそうなので、たいしたものは出てこないだろうけど今の自分にはちょうど良いかもしれない。

 思い立ったら吉日ということで、とりあえず火鉢を片っ端から拭いて写真をとってみようと思う。まず自分の部屋の一番近くに放置してあった火鉢から拭いてみた。さすがに保存状態がわるいので虫食いだらけだけれど丁寧に拭いてやればそれなりのものに見えないこともない。

 私の部屋で火鉢を使えればなかなか楽しいのだけれど、換気の問題がどうも不安だ。なんだかんだ言って隙間がある部屋だし、広さも十分あるのでつけっぱなしで寝るということをしなければ大丈夫のような気もする。寝るときは外に出してしまえば問題ないだろうか。使ってみたい欲がどんどん増しているのでそのうち使い始めそうな気がする。