阿闍梨餅と金平糖

 囲碁大会はあっさり負けました。禁酒はしようかなぁと思ったんだけれど、例の酒屋の契約できたビール類もテイスティングしないといけないのでしません。あしからず。ハッハッハ

 大会が早々に終わってしまったので、予定を変更して京都散策に行きました。Psychsに色々とお世話になったので、お礼にお菓子をおくろうとお菓子探索の旅。

 今回送ろうと思ったのは、金平糖阿闍梨餅両方とも、私は初体験だったのだけれどとても美味しかった。

 まずは阿闍梨餅。餅性の生地の中に餡が入っているもの。あまりこういうお菓子は好きでは無いのだけれど、お勧めということで出来たての暖かいものを試食してみた。

 味を文章化するのは難しいけれど、減点の無い味。普段この手のお菓子に感じる欠点をまるで感じない。素朴なものだけにごまかしが利かないと思う。餡は口溶けが柔らかく後味がのどに詰まるような事は一切無いしとてもまろやかだ。皮もまだ暖かく、柔らかいがべとつくわけでなく少し柔らかく餡を包んでいた。抹茶と共に頂いたら本当に最高のお菓子だと思う。

 ある意味意識して食べないと、あー美味しいねで終わってしまうかもしれないけれど、丁寧なしごとであると本当に感じた。

 金平糖は、このお店は美味しんぼの栗田さんと山岡さんの結婚に際して海原雄山が栗田に送った金平糖のお店らしい。私は安っぽい金平糖しか食べたことが無かったけれど、甘いものが無かった頃金平糖が非常に高価な菓子だったということをしらしめてくれた。包装等もハンドメイドで一枚一枚手でアイロンがけをして作っているそうである。皇室の引き出物に使われるというだけあって確かに美味しい。たぶんでも、この菓子の良さは10年前では分からなかったんじゃないかと思う。何でだろう。

 多彩な味が用意されていて、シソの金平糖とライチの金平糖を試食させてもらった。どちらもとても上品で美味しかった。Psychsも食べたことが無いと言っていたので、肉桂、生姜、ライチをそれぞれ買って送ることにする。少し余計に買ってakd邸にもおみやげに持っていこうと思う。