研究会の原点

 一番最初に行った研究会が行われていた会議室で、ひさびさに研究会があった。いつもの店が悪いわけでは無いけれど、精神的なけじめという意味でやはりあの場所でやる方が私的にはメリハリがついて良いと思う。他の人はどうなのだろう。

 今回は参加者がいつもと少し違う顔ぶれ、レギュラーのYさんやIくんがおらず名古屋組が盛況でした。

 午前中は、週末の女流フェスのペア9路対局にむけての9路盤特訓でした。なんというか本格的な9路の話を聞くのは初めてでしたが、本当に衝撃的な内容でした。というか9路は本当に19路とルールは同じでも異質なゲームだなぁと再感。

 そして、ぴょんちゃんの計算はやいなぁと感心(プロだからあたりまえなのか)。本人は計算していると言っているけれど、あれは計算ではなくて見えているんだと思う。盤上に数字が書いてあってそれを読んでいるような感じがする。

 9路の変化図を見ていて、自分の碁は本当に固いんだなぁと改めて思った。部分に対するこだわりが強く、固定観念で碁を打っていることがぴょんちゃんによって次々示される図で本当に良くわかった。

 将棋とちがい囲碁は「取られたら負け」という石はない。100目取られても101目とれば採算は合う勘定。それこそ盤面を180度ひっくり返すような発想も十分成り立つんだと言うことが良くわかった。自分の成長に引っかかっている部分も。

 ペイと久しぶり、もしくは始めて対局。ぺいは大学時代から知っているが対局は多分初めてだろうと思う。先番で打たしてもらったけれど、変な手につき合ってもらって序盤で終わってしまった。kuniさんとの2子局もなんとか打たしてもらったので、ならけんで始めて19路負け無しで帰れた。

 「負け無しイェーイ」と喜んでいたらみーたんに10秒碁を挑まれたが、会場の時間切れで実現しなかった。負けてもみーたんに指導碁を打ってもらいたかったというのはある。次回に教えて頂くことを約束しました。

 ぴょんちゃんに、ならけんに来て私は強くなっているのだろうかという疑問をぶつけたら。「自分が弱い事や間違っている事がわかったんなら、それだけでも強くなっている」と言われた。確かに問題点を認識することがまず第一歩だろう。

 昼ご飯に食べたマグロ専門店の鉄火丼ダブルはかなり美味しかった。日曜日が定休日なのが残念だ。