ラジヲ

 仕事の関係でFMラジオに出演することに。なぜか経営者でもないのに、若手経営者に聞くとかいう番組で自分の仕事観とかをインタビュー形式で話すことに。

 依頼を受けたのが昨日、急遽いわれて準備もなにもあったものじゃない。まぁ時間があっても何か準備できる訳じゃないんだけれどね。

 どうも人前で話すのは苦手だ。結婚式のスピーチでとちって以来かなりのトラウマになってます。あれは今までの人生のなかで最大の汚点だと思っている。

 あれだけ情けない挨拶をした新郎を今まで自分しか知らない。ならけんであのDVDを見せたらまた素晴らしいネタとして半永久的に語られそうだ。

 まぁそれはともかく、なぜあのときに自然に言葉が色々と出てこなかったかと考えてみる。緊張などはあるにしても、自分の芯として普段から考えていることほど土壇場で出てくる。

 今までの経験上、緊張をしていたとしても言葉に詰まることは無かった。あの場で頭が真っ白になって何もしゃべれなくなったのは、私の奥底であそこで話すべき事が単に無かったにすぎない。いや無い訳ではなく言えない事だったと言うべきか。

 追いつめられるほどに本音が出てしまうものだろうと思う。紙に書いて覚えようとしていた言葉は所詮外向けのあいさつで薄っぺらいものだったからこそ忘れてしまったのだろう。

 今日の対談は緊張はしていたけれど、言葉につまることは無かった。むしろ、もっと喋りたい事が色々あったぐらいだ。合計で30分分の収録だったけれど、本当にあっという間だった。

なんかビールが斜めに立った